【モチベーション入門 田尾雅夫】人事・労務担当者や部下を持つ人のための入門書で教科書的な一冊

読書感想 第75冊

 

モチベーション入門

 

田尾雅夫

 

日経文庫

  

 

K七です。

 

 

今日は会社用資料です。

『モチベーション入門』は1998年に出版されました。

会社における社員のモチベーションについて書かれています。

日経文庫ですし、

入門編であり、教科書的な本になっています。 

 

  

目次から

 

1.会社人間のメンタリティ

・モチベーションとは

・人は、なぜ働くのか

・モチベーションの基本的な考え方

・満足と動機づけ

・会社人間の行動律

 

 

2.モチベーションの考え方

・モチベーションの理論

・欲求論

・公平説

・強化(学習)

・期待説

 

 

3.人はカネのみに生きるか

・ウチの理論、ソトの理論

・賃金再考

・人間関係

・ウチなる動機づけ

・目標設定の考え方

 

 

4.人を動かす組織とは

・疎外された労働

・働きがいのある仕事の創造

・人間関係の改善

・風土づくり

・生活の質について

 

 

5.組織の一員になるということ

・所属と準拠の違い

・ロイヤルティの獲得

・自由であるということ

・ネオ・プロフェッショナリズムの勃興

・組織のインテリジェンスとモチベーション

 

 

6.モチベーション管理の手法

・参加の心理学

・コミュニケーションと役割行動

・リーダーシップ訓練

・キャリア開発

・モチベーションを自己管理する方法

 

 

目次でイメージできますか?

教科書的な本になっています。

 

www.knana.tokyo

 

 

コラムは10本あります

 

コラム

・高齢化社会のモチベーション

・過労死を考える

・社会主義経済とモチベーション

・初心、忘るべからず

・コミットメント

・バーンアウト(燃え尽き症候群)

・ボルボ社の実験

・研究者や技術者のモチベーション

・新人類とのつきあい方

・産業の民主化

 

www.knana.tokyo

 

 

K七のまとめ

 

この手の本の面白いのは

コラムだということにやっと気づきました。

 

コラム「コミットメント」を読むと

K七の認識だと約束を守るという要素が強いと思っていました。

この本だと、

心底から本気になって仕事に没入する事、

仕事に我を忘れてのめりこむ気持ち、

となっています。

人によってコミット出来る仕事は違うそうです。

認識違いをしていました。

 

 

コラム「新人類とのつきあい方」では、

どの時代でも世代間コミュニケーションは難しい、

若い人は未熟さを正当化して居直る首長をする。

ならばベテランは若い人に迎合せず

むしろその倍の自己主張をして緊張を作り出して

強い信頼関係を築く事だ

としています。

なかなか出来ませんが、

うーん、そうかも知れません。

1998年も2019年も太古の昔も、

問題の本質は変わっていません。

 

 

人事担当者やマネージャー、部下を抱える方は

買って読んでみたほうがよい一冊です。

 

 

モチベーション入門 (日経文庫)

モチベーション入門 (日経文庫)

モチベーション入門 (日経文庫)

 
 
 

 

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