【あきらめない 村木厚子】読書感想 第7冊

あきらめない

 

働く女性に贈る愛と勇気のメッセージ

 

村木厚子

 

日本経済新聞出版社

 

 

 

村木厚子さんの本を読むのは、この本で2冊目です。

「日本型組織の病を考える」を先に読んで興味を持ちました。

公務員の身でありながら逮捕された佐藤優氏の本も読んでいましたので、

村木厚子氏がどんなことを言いたいか、を読んでみたかったのです。

 

 

 

 

 

 

村木厚子とは?

 

労働省の女性キャリア官僚です。

逮捕・起訴されますが、無罪を勝ち取ります。

その後、厚生労働事務次官になります。

現在は退任されています。

 

 

 

「あきらめない」は村木厚子の半生記です

 

全体には村木さんの半生を描いています。

そこで学んだことをポイントとして記してあります。

後半は、逮捕されてから勾留中の話になります。

2009年郵政不正事件については、「日本型組織の病を考える」のほうが詳しいです。

 

 

 

巻末に勾留中に読まれた149冊のリストが載っています。

164日で149冊読まれていて、それだけでも素晴らしいです。

官僚の方がどういった本読んでいるか知るだけでも勉強になります。

村木さんはご自身のことを普通と何度も言っていますが、

この本をどう読んでも普通の人ではない。

やはりスーパーウーマンなのだなあ、と思いました。

 

 

 

逮捕、勾留、取り調べについて知りたい人に読んでもらいたい

理不尽なことが世の中にはあると感じます。

女性の働き方改革に興味があるかたも一読されるとよいでしょう。

 

 

 

ご拝読ありがとうございます。

 

【日本型組織の病を考える 村木厚子】はインパクトと主張が弱いかもしれないが、国策捜査・国策逮捕・拘置所を知ることができる - K七のまずは30記事を目指します!

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