【崖っぷち社長の挑戦 眞壁潔】湘南スタイル 湘南ベルマーレのクラブ経営

読書感想 第79冊

 

崖っぷち社長の挑戦

 

眞壁潔

 

草思社

 

 

K七です。

 

 

今日は東急線に乗りました。

乗った電車の車掌さんの声がイケてました。

女性の車掌さんはだんだん増えてきていますが、

今日は女性で、

さらにアニメ声です。

 

男性車掌は独特の鼻声で

社内で聞こえやすい声を出しているそうですけど、

女性のアニメ声はもっと聞き取りやすいです。

 

小柄な女性車掌でした。

人気が出るかもしれないです。

 

 

崖っぷち社長の挑戦: 湘南ベルマーレに懸ける夢

 

以前、湘南ベルマーレ本として、

曺貴裁監督の『指揮官の流儀』を紹介しました。

www.knana.tokyo

 

今日は経営面から

代表取締役眞壁潔の『崖っぷち社長の挑戦』を紹介します。

 

  

眞壁潔??

 

1962年神奈川県平塚生まれ。

本業は造園業。

2004年株式会社湘南ベルマーレ代表取締役に就任しました。

友人の衆議院議員河野太郎に頼まれてベルマーレの運営に携わりました。

 

 

湘南ベルマーレ??

 

前身はフジタ工業サッカー部。

Jリーグは1994年ベルマーレ平塚で参入。

1999年フジタの経営難で、

2000年から湘南ベルマーレになりました。

ライザップが2018年から筆頭株主になって話題になりましたね。

ちなみに

1995年~1998年まで中田英寿が在籍していました。

 

 

目次から

 

・湘南にベルマーレあり

・理想のスポーツクラブ

・ベルマーレの現実と対策

・新たなビジネスモデルを切り拓く

・スポーツで街を一つに

 

目次タイトルでイメージできますか?

 

 

ドイツのスポーツ環境が恵まれている理由

 

ドイツでスポーツ環境が充実しているのは、

「ゴールデンプラン」が西ドイツで計画されたからです。

来るべき高齢化社会に向けて、

スポーツで健康な身体をつくることで

医療費を抑えようとの国策を打ち立てました。

 

また、ドイツスポーツ連盟は

地域のスポーツクラブをエリート選手育成だけでなく、

子どもから高齢者まですべての人それぞれに適したプログラムを

提供しました。

 

 

スポーツは楽しいもの……のはず

 

国際試合などで欧米人が一発勝負に強いのは、

スポーツに対する楽しさの違いが関係しているような気がする。

日本人選手は「勝たなくてはいけない」という責任を抱え、

欧米人は、「今日、この場で勝ったら俺はヒーローだぜ」的なノリで

楽しく挑戦しているように感じる。

 

 

「体育」は「スポーツ」じゃない

日本の体育はスポーツではなく、体を育むものだ。

ヨーロッパのスポーツは、

自分もやるもので楽しむもの、という位置づけで、

社会的にも地位が高いものだ。

 

 

スポンサー企業が突然破綻した

 

スポンサーに名乗り出てくれたグッドウィルグループ。

代表の折口雅博は株の50%を持ってもいいと言ってくれた。

しかし、2007年夏、

グッドウィルグループコムスンの看護報酬不正請求が発覚。

その後もスポンサー獲得に苦心している。

 

 

日本の子どもたちは恵まれすぎている

 

そのため、精神的に弱々しいところがある。

日本とまったく異なる環境に若い子を行かせ、

半年くらい過ごさせれば、

心の強い子になって戻ってくるのではないかと思った。

地球の反対側での体験があったほうが、

日本人としたのアイデンティティも考えるようになるのではないか

とも考えパラグアイとの提携を決めた。

 

 

K七のまとめ

ベルマーレは読めば読むほど愛すべきチームです。

地上波での中継はあまりありませんが、

注目していきたくなります。

 

 

 

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