【学問のすすめ 福沢諭吉 奥野宣之・訳】は難しい古典をひたすら分かりやすく書いてあります

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読書感想 第60冊

 

 

 

学問のすすめ

 

 

福沢諭吉

 

現代語訳:奥野宣之

 

致知出版社

 

 

K七はテレビを結構ためどりします。

今、昔の番組を観ていたら知り合いのお客様が出ていました。

それも特集って感じでかなり長めです。

 

すげーえなー、と思っていたら、

突然の緊急特別番組に切り替わり、

そのまま番組は終了です。

 

調べてみたら続きの再放送はなし。

TBSの吉高由里子のドラマはもう一回やったのに…

 

あのお客様はきっとツキがないのだろうなぁ

 

 

 

 

 

 

では、古典の『学問のすすめ』を。

私が読んだのは「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」で、

最近レパートリーを増やしてきているシリーズです。

ほかに『論語と算盤』を読んでいるところなので、

これはまた別な機会に。

 

 

 

福沢諭吉??

 

1834年ー1901年

豊前中津藩士で慶應大学の創設者です。

 

 

 

奥野宣之??

 

ライターです。

同志社大学から出版社、新聞社勤務、だそうです。

 

 

 

かなり強烈に日本と日本人を批判しています。

学問のすすめ、なのでもっと勉強しなさいってことも書いていますが、

今にしがみつこうとしている人を切りまくります。

頭のいい人の毒舌なので、

かなり強烈ですね。

 

 

 

取り上げているテーマが幅広いです。

解説でも触れていますね。

男女同権、社会保障、家庭教育、若年のニートなんて話題が明治時代に書かれています。

 

 

特に印象的なのは女性についての記述

 

男尊女卑の考えをきっぱりと否定していますし、

家庭で女性が下ということも強烈に批判しています。

妾についても触れています。

 

 

 

行き過ぎた親孝行にも釘を刺しています

 

儒教の孝については、孔子、孟子をも批判しています。

人間として、どういった家庭が理想なのか、

考えさせられることが多く書かれています。

 

 

 

古典はとっつきにくいがこの本はおすすめします

気を付けないといけないのは、

訳本はその人によって訳し方が変わるところです。

違う人の本も目を通すことが大事だと思います。

 

 

 

 

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