【吉田松陰 福川祐司】読書感想 第40冊

吉田松陰

 

松下村塾の指導者

 

福川祐司

 

講談社

 

火の鳥伝記文庫

 

 

 

今日は吉田松陰の伝記です。

火の鳥伝記文庫は子供むけのシリーズです。

なんてったって分かりやすいです。

 

 

 

 

 

吉田松陰の短い生涯

 

吉田松陰は1830-1859。

わずか30歳の生涯です。

 

 

 

松下村塾での吉田松陰は1857-1859の間だけです。

11歳で22歳の藩主に「武教全書」の講義をしているくらいですから、

それはもう凄すぎますよね。

 

 

 

鎖国の日本で、

尊王と佐幕、攘夷と開国のマトリクスが渦巻くなか、

どこへ進めばよいのか判断するには

材料、情報が少なすぎましたね。

 

 

 

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幕府は倒れ、国は開かれた

 

結果的には尊王開国の道へ進むわけです。

どれほど予想した人がいたのでしょうか?

 

 

 

吉田松陰はこれだけスゴイ頭を持って

これほどの想いを持ちながらところどころの分岐点での選択をたびたび誤っています。

世のなかを渡っていくのがどれほど難しいかを感じます。

 

 

 

少年少女向け本は秀逸だと思う

 

歴史本を大人で学ぼうと思ったら、

子供の本は導入として最高と言えます。

そこで自分が興味を持てるかどうか

判断をしてから進むとよいでしょうね。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。