「自分ごと」だと人は育つ
博報堂で実践している新入社員OJT
1年間でトレーナーが考えること
博報堂大学
日本経済新聞出版社
今日も会社用の読書です。
感想というよりサマリーです。
この本は新人研修と初年度OJTの手法についてです。
たいへん実践的です。
「自分ごと」とは、
いま持つ知見を総動員し自分の考えで乗り切る
・OJT期間
4〜6月 新人研修
6月 配属
6月〜3月 OJT期間
6月〜10月 前期OJT
11月〜3月 後期OJT
・新人向け研修プログラム
11月 新任業務レビュー研修
3月 フォローアップ研修
3月 研修プログラム
「これまでの期間の振り返り」
「この先の展望」
「2年目以降の新たな役割」
・育成体制
2人体制
OJTトレーナー
育成の責任者
育成ストーリーを考える
入社8年目以上の社員
JOBトレーナー
日々直接的に指導し新人の身近な相談役
入社3〜6年目社員が中心
・OJTトレーナー向けプログラム
6月、11月、3月 OJTトレーナーズミーティング
各時期に合った内容を伝えること
トレーナー間相互の育成に関する意見交換
希望者には、OJTトレーナーズコンサルティング
講師からトレーナーに対する実践に向けた個別アドバイス
トレーナー間相互の意見交換の場
・OJT育成指導ツール
「OJTワークブック」
1年間のOJTに関してのテキスト
「育成プランニングシート」の作成
OJTの育成計画書
6月、11月、3月
新人、トレーナー、マネージャー間で育成計画を立てる
振り返り、次への展望を考えて作成
「OJT TEAM DIARY」
交換日誌
6〜8月任意の2週間
新人とトレーナーとの日々の振り返り
非常に良い本です。
この本はテキストというよりバイブルです。
教育担当者は読むべき一冊でしょう。
ご覧いただきありがとうございます。