読書感想 第65冊
粗利「だけ」見ろ
中西宏一
幻冬舎
K七です。
月曜のスロージョグが良くなかったか
ビックリの腰痛です。
腰も痛いが、お尻も痛い。
こういうのは久々です。
経営者としては
どうしても売上を作りたいのですが、
この本は利益、
それも粗利だけにフォーカスしなさい
と言っています。
K七の会社でも
売上をメインの指標にしていたのですが、
CFOと話し合って
今季から粗利をメインの指標に切り替えました。
その時に見つけたのが『粗利「だけ」見ろ』です。
残念ながら、
営業部はいまだに売上にこだわっており、
意識が粗利に行ってこそ
初めて真の改善になるのでしょう。
中西宏一??
k・コンサルティングオフィス代表取締役。
コンサルタントです。
著書に『たった1年で利益を10倍にする 建設業のための経営改善バイブル』
があります。
目次から?
・会社が陥る「売上中毒」
いくら仕事があってもまったく利益が残らない
・粗利「だけ」目標にすれば業績は上がる
・粗利「だけ」見る姿勢を定例会議で社員に叩き込め!
・徹底した粗利管理を行うための会議資料作成のコツ
・たった1時間で社員を「粗利追求体質」に変える会議運営術
・「粗利改善」で驚異的な業績向上を果たした事例
読みたくなる目次たちです。
粗利のみに集中し徹底管理する
粗利が重要という書き方ではなく、
粗利を稼ぐことにのみ集中することです。
これが経営改善の肝です。
利益を重視するを超えて、
粗利を徹底して管理する。
粗利を稼ぐ施策のみ常に考える。
それこそが利益重視の経営です。
目標が明確なほどやる気も出やすくなる。
例えば、
どこまで続くか分からず、
ゴールがどこにあるか分からない道を全力で走るようなものです。
本気で走ろうと思わないでしょう。
粗利を軸に仕事を組み立てる
粗利を軸にすれば、
薄利を追う仕事や赤字になる仕事で
疲弊することはなくなるだろう。
日々の仕事のどこが変わるかというと
どうやったら稼げるかを重点的に考えるようになる点です。
粗利確認の会議で重要なのは
定期的に開くことです。
会議のテーマは、
売上ではなく
粗利のみに絞ることです。
まとめ
会社が変わるとき、
トップの意識が変わることが必要です。
社員からのボトムアップを説く本もありますが、
それは余裕のある企業でしょう。
現実には、厳しい会社ほど社員の意識は低いです。
K七の会社では
トップの意識が粗利に集中できるように喚起していきます。
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