【1分間マネジャー ケン・ブランチャード】読書感想 第45冊

1分間マネジャー

 

ケン・ブランチャード

 

ダイヤモンド社

 

1983

 

 

 

今日は会社用です。

星野リゾートの星野社長も紹介している

ケン・ブランチャードの1冊です。

星野リゾートはフラットな組織なので、

マネジャーよりエンパワーメントを紹介していました。

ケン・ブランチャードの本たちは、古典になってきてます。

 

 

 

星野リゾートの教科書 中沢康彦【読書 第23冊】 - K七のまずは30記事を目指します!

knana19.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

ケン・ブランチャード??

 

マネジメントとリーダーシップのコンサルタントです。

「ザ・ビジョン」

「1分間リーダーシップ」

「1分間エンパワーメント」

などの名著があります。

 

 

 

1分間マネジャーのサマリーです

管理している部下の顔を11人、

1日のほんのわずかな時間でいいからチェックしよう。

そして、部下こそもっとも大切な財産であることを

肝に銘じよう。

 

1分間マネジメントの3つの秘訣

1分間目標設定

1分間称賛法

1分間叱責法

 

1分間目標設定

1.自分の目標について同意(納得)し、承知する。

2.良い行動とはどういうものかを知る。

3.目標は1つずつ、250語以内で1枚の紙に書きつける。

4.各々の目標を何回でも読み直す。

   だが、どの目標も読むのに1分とかからない。

5.1日のうちで、ときどき、1分間使って自分の目標達成具合を調べる。

6.自分の行動が目標と合致しているかどうかを調べてみる。

 

1分間称賛法

1.前もって部下に伝えよ。彼らの仕事ぶりを指摘する意図があることを。

2.その場ですぐに褒める。

3.正しく、うまくやった事柄を具体的に話してやる。

4.うまくやったのを見て、上司としての自分がどんなにいい気分になったか、

   それが組織やその中で働く人々にいかに役立つかを話す。

5.沈黙の時間を置き、いかに気分がいいかを当人にも感じさせる。

6.引き続き同じように頑張るように励ます。

7.握手をしたり、触れたりして、組織の中で部下が成功することを援助していることを

   はっきりわからせる。

 

1分間叱責法

1.部下がやっていることをはっきりと、曖昧でない言葉で指摘するつもりだということを

   「前もって」はっきり知らせる。

ー叱責の前半ー

2.まちがった点はただちに叱る。

3.何がまちがっているかを具体的に教えてやる。

4.まちがいを見てどう感じたかを部下に話す。確実な、はっきりとした言葉で。

5.不愉快でも、沈黙の数秒間を置き、あなたの感じをしみじみ相手に味わわせる。

ー叱責の後半ー

6.本心から部下の味方であることがわかるよう、握手したり、肩に手を置いたりする。

7.部下を高く評価していることを思い出させる。

8.この状況での部下の実績は別として、部下に好意をもっていることを、もう一度、はっきりと言う。

9.叱責が終わったら、それですべておしまいということをよく認識する。

 

1分間マネージャーのゲームプラン

1分間目標設定 勝ち矢印右1分間称賛法矢印右新たな1分間目標設定

1分間目標設定 負け矢印右1分間叱責法矢印右スタートに戻り1分間目標設定

 

 

気分のよい部下は、よい成果を生む。

 

部下が潜在力を十分に発揮するように力を貸せ。

部下が仕事をうまくやっているところを見つけろ。

 

私が費やす最良の時間は、部下に投じる時間である。

 

人はみな勝者になる可能性をもっている。

敗者をよそおう人もいる。

その見せかけにだまされるな。

 

11分、自分の目標をチェックしろ。成果をチェックしろ。

そして自分の行動が目標に合致しているかチェックしろ。

 

われわれは行動のみの存在ではない。

自分の行動を管理する人間そのものである。

 

目標が行動を促し、成果が行動を持続させる。

 

他の人々とも、1分間マネージャーの3つの秘訣を分かちあえ。

 

 

 

すべての人に1度読んでほしい本です

 

激しくおすすめします。

薄い本です。

だからぎゅっと良さが詰まっています。

ぜひ買ってください!

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます