「経験学習」入門
職場が生きる 人が育つ
松尾睦
ダイヤモンド社
4月の新年度を迎えるにあたり、
新たな取り組みを検討しています。
その一つとして人材育成があります。
突然の社員研修担当を仰せつかり、その勉強をしています。
経験から学ぶ力とは何か
この本のテーマです。
人は経験を通して学ぶのですが、同じ経験をしても人によって成長が違うわけです。
直接経験から7割、他人からの影響で2割、研修などで1割
が人の成長の要素の比率です。
『「経験学習」入門』では、OJTをメインに学ぶ力を分析します。
挑戦し、振り返り、楽しむ、の三要素
「ストレッチ」「リフレクション」「エンジョイメント」から具体的な方策を行う。
「ストレッチ」はやや背伸びをした業務に取り組み成長すること、
「リフレクション」は振り返り成長に生かすこと、
「エンジョイメント」は仕事に面白さを見出し成長すること。
この3つの効果を高める「思い」と「つながり」を考え理解します。
「思い」は仕事の信念を考え持つこと、
「つながり」は人間関係を構築すること。
実際のOJTする際の育て上手な指導者は、
計画の立て方が上手い、進捗管理がうまい、成果の評価は内省を促す、悪いことも良いこともフィードバックする。
OJTツールとして、チェックリスト、カルテ、キャリアシートが載ってます。
この手の本は、実際に導入してなんぼです
K七は、早速上司に提案しています。
ご覧いただきありがとうございます。