地方消滅 創生戦略篇
冨山和彦
読書も今回で20冊目。
I橋代表、K七も結構頑張るでしょー
ほめてやってください!
今日も冨山和彦から。
『地方消滅』は増田寛也です。
紹介する続編は、増田寛也、冨山和彦の共著です。
東日本大震災によって課題が前倒しになってしまった
『地方消滅』は、日本に896の消滅可能性都市があるという、
衝撃の理論を唱えた話題作です。
日本の地方は、世界的な課題の最先端地域であるわけです。
人口減少が東日本大震災で加速したため、
課題が前倒しになってしまったわけです。
安倍の上手なやり方
本来、経済が衰退すれば人手は余るのに、
今の日本、特に地方では、経済が衰退しているのに人手が足りない。
これが第2次安倍政権の実態で、
安倍総理の実績でもなんでもない構造的なものなわけです。
ですから、公共投資を拡大しても変わらない。
特定の個人、団体が私腹を肥やすためにやっている政策ですな。
半分は納得、半分は?
この本も、前回紹介した
なぜローカル経済から日本は甦るのか 冨山和彦【読書 第19冊】 - K七のまずは30記事を目指します!
と同様なのですが、
半分から先がちょっと納得しづらい主張になります。
地方から進むはずのロボット化、自動運転
地方の人手不足で、ロボット産業や自動運転が進むのは
その通りだと思います。
地方交通も、
BRTバス高速輸送システム
LRT次世代型路面電車システム
オンデマンド交通
を導入して良いほうに向くと思います。
コンパクトシティは難しいのか
ただ、コンパクトシティ構想は現状失敗が目立ちます。
公優先では難しいようです。
民優先で地方を復活させることを説く本もあるので、
今度紹介します。
人口問題の事実を知りたければこの本を読んでください
I橋代表、T橋さんは、この本ももう読んだんですよね。
ご覧いただきありがとうございます。